湿気が溜まり結露の発生が起こりやすくなり、土台などに付着した結露はカビや木材腐朽菌の発生原因になります。また、風通しが悪く、湿気が多いところは害虫発生の温床になってしまうことがあり、押入、室内のいやな臭いの元にもなります。その上床下や壁面からの湿気は人に冷えや不快感をも与えます。

床下の通風が滞るとイメージ画像01

①床下に発生したカビ。床下の通気が悪いと、このように床下全体が高湿化し、カビ発生の温床になってしまう。
②腐朽した床下の構造材。この状態では住宅全体の強度も著しく低下してしまう。
③湿気とカビ、木材腐朽菌などにより内部が腐ってしまった壁面。
④シロアリの食害を受けた木材の内部。

湿気を好む害虫

床下の通風が滞るとイメージ画像02

ダニは、死骸、卵、尿やふんなどの排泄物までもが喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギーの原因になります。湿度が70%まで上がるとダニの繁殖に適した環境となってしまいます。

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